A高専での Operating System にまつわるお話し

 2年後の今日、7月24日が 東京オリンピックの開会式。 都市部の交雑緩和のために 東京都、内閣府などがテレワークデイズ キャンペーン中。
 ちょうどそんなタイミングで A高専の OS授業が最後なので 少しお話しできませんか?と Tさんからの依頼
渡りに船という感じで OSにまつわる私の履歴、キャリアについて20分程度 お話ししました。 S先生が一番うれしそうだったなあ。 達郎さんフリークだとわかったり。

概要、私の利用したOS履歴 開発キャリア ここからの未来のOSなどについて
ざっくりお話ししました。



<Overview>

オペレーティングシステム 例えば、自動車や携帯電話などの操作性はある程度ボタンなどの表示と機能が揃っていないとユーザーは困ってしまう。 ところが日本のガラケー
一昔前のワープロ おおよその自動車のインターフェースはメーカーごとにかなり異なる。
メインフレームやワークステーション、PCの操作もかなり違いがあったが日本ほど酷い国はないかもしれない。

<OS History with my career>

私が最初に触ったOSは8ビットの時代 ISIS-II インテルの開発マシンMDSに搭載されていたOS
MDSそのものが1台800万円で 言語 PL/M(Cに近いOBJECT指向でさらにポインターなどが使えた) ASM MBASICなどがそれぞれ300万円ほどの高額な開発機
そのクローンを私の知人が自作していてそれを借りてMBASIC80で 音楽の譜面を書かせるプログラムを書いたのが1982年の春。なかなかうまく動作しなかったが DIRなどのコマンドにはすぐ慣れた。

NECの8801などパーソナルコンピュータも発売されたが 当時のOSはMicrosoft BASICがOSであり開発環境だった。
プロはCPM/80 (デジタルリサーチ)が ISIS-IIのサブセット(機能が若干落ちるが割安)ということで良く利用されていた。 CPM/80はオープンソースでもあり自作のマシンに自分でカスタマイズして搭載することができるなどマニア(おたく?)にはとても評判が良かった。

 APPLEがMACで成功して IBMがパーソナルコンピュータの市場にちょっかいを出した。 IBM/AT(80年代だからEIGHTY) のちにコンパックやGATEWAY2000などが
互換機を売り出す。AT互換機と呼ばれるようになる。このCPUは8088という8ビットと16ビットの間の中途半端なOSだったがメモリー空間が8ビットに比較すると広大になるので グラフィックなどの性能が大幅に上がった。

IBMはこの市場には本気でなかったのでOSをデジタルリサーチから買おうとゲイリーキルドール社長に会おうとしたが なぜか彼はフライト中で面談をすっぽかし IBMは仕方なく2番手のマイクロソフトのPC/DOSを買うことになる。 マイクロソフトは当時BASICなど言語開発が中心でOSはよそから購入したものを横流しした。

 NEC PC9801 が16ビットでは最強のマシンに 一時期はPC市場の90%をシェアしていた。 東芝、日立、富士通、シャープなどもPCは出荷していたがほとんど売れなかった。 1つの要因はBASICに付録していたマニュアルに短いコードがついていてそれを入力するとそのコマンドがすぐに実行できた。
さらに 秋葉原や日本橋に BITINNというパソコンスクールを開校 OS、言語 アプリケーションの授業をリーズナブルな値段で受けられた。

私は アセンブラー、BASIC, OS/2の講座を受け持って 80年代後半 毎月2-3回授業を行っていた。

IBMに提供した PC-DOSのOEM版 MS-DOSをIBM以外のメーカーに提供して利益を上げていたMicrosoftは IBMの次世代OS OS/2の開発にも参加する。一方でOS/2よりも軽いWINOWSも並行して開発していた。

機能的にはマルチタスクでファイルシステムも堅牢なOS/2が優れていると私は判断してOS/2の講座を提供したが 当時のハードウェアには少々重すぎて使い物にならなかった。

<閑話休題>
私のキャリア 音楽、作曲を28歳で断念して プログラミング、システムエンジニアの世界に!
アマチュアでもワープロなどをアセンブラーを駆使して書いていたが。
現在の会社は制御系 機械制御がメインだったのでイチから学び直しを

最初は通信端末の全体を開発。リアルタイムマルチタスク MSTOS86上で
IPL,DIAG、BIOS, DEVICE DRIVER MONITOR, DEBUGGER
ASSEMBLER DISASSMBLER COMPILERなどの開発に携わる。

1986年 通産省 特種情報処理技術者に拾ったテキストだけで合格!
3000文字の論文を一気に書き上げて。

それ以外では気象庁の光化学大気汚染 配信システムでアプリと通信部分の開発
BSCコンテンション プロトコル
住友銀行のATMの通信端末の通信 全銀協手順など
OKI電気、NECなどの OCRやプリンター、FAX制御など
ヘリコプターの動揺台制御(自A隊) 最終テストでハードから火が出て3か月待ち時間があったり。

大がかりなものだと滋賀県のCCJ・コーラの工場内の自動倉庫システム 入庫、出庫、入出庫 パラレルに3-4つのタスクをモニター制御して製品のコントロールを行う仕組み
体育館くらいの冷蔵庫

90年代以降は制御でやれることはやって 大変だしアプリの方へ
自社製品開発 イメージベース 画像認識データベース WINDOWS3.1とNetwareで米国西海岸で開発 COMPUSERVE経由でソースコードをやりとりしながらの開発
これ以降はWINDOWS-NT3.5 2000クライアントサーバーでSQLを利用したアプリケーション開発に移行する。

WINDOWS-NT 2000 などのベースは実はOS/2 堅牢なファイルシステムやデバイス管理 リソース管理はこのあたりで出来ている。

開発で利用したOSは 他にOS/9 UNIX, CPM/86 WINDOWSは3.0から今まで全部 APPLEは ボンダイブルーの初代iMac以降 一通り。 iOSも最初からの利用になりますね。 メインフレームやワークステーションはあまり利用機会はありません。エンジニアのキャリアスタートが遅いからだと思います。


FUTURE and  Human
 今後のOSの方向性は AZUREなどクラウド上のOSでそれらが連携してメタOS的なふるまいをして 多様な人々の知見が集まりやすいプラットホームになる。
ボトルネックになりやすいのは通信。
メディアは収れんしてネットワークの中に。
課題は 信頼。FakeNewsなどにみられるように 本当に正しい情報はどれか?
正しいことを話しているのは誰か?それがわかるような安心したプラットホームで色々な人とであってイノベーションを起こしたい。

<Conclusion>

DUNKSOFTのバザールバザールはこういった 安心して参加できる組織、会を運営するプラットホームでさらに会を超えて安心して人々が気軽に出会って情報交換できる仕組みです。 皆さんも卒業してOB会やさらに色々な会合に参加するにあたってぜひこういった考え方の仕組みが提供されているのかはチェックしてみてください。

Operating System ハードウェアやリソースの多様性を デコボコを平たくユーザーに使いやすさと安心感、信頼感を与える。機会があったら作ってみてください。 作り手になると見えるものが変わりますよ!

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